現実性獲得訓練

現代っ子は、過不足無い生活に慣れているせいか「嫌だけとチョットやってみる」「やりたいけど、しないで済ます」といった現実体験が少なくなっています。
それに伴い心理的耐性の弱い傾向が顕著になり、それが原因でさまざまな問題が生じていることが多くなっています。

体験的対話教育法は、「気持ち」を育てる方法ですが、それに対して、現実性獲得訓練法は、現実の中で「嫌だけとチョットやってみる」「やりたいけど、しないで済ます」といった「行動力・実行力」を育てる方法です。

無理のない範囲で現実対応課題を設定し、課題を実行していくことで耐性が育ち、実際に適応的に行動できるようになるように支援します。

現実性獲得訓練法と体験的対話教育法とは、対になるもので、子どもの状態に合わせて二つの方法を相補的に使い分けながら、問題の改善を目指していきます。

PAGE TOP